とりあえず、途中までライダー小説のネタバレ短プロットおば。

ちょっと追記、
これをOPにでも聞いてください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12780109

響鬼の世界 未熟者たちの 怒り

前編
キリヤが響鬼を継ぎ、アスムは医師となったかつてから8年後の世界。
魔化魍たちと闘いながらも、キリヤ響鬼威吹鬼轟鬼からはまだ未熟と一歩下がった位置で戦うように言われ、またアスムも厳しい医療の現場で自分の力不足を嘆く。
日々思うようにうまくいかない出来事に苛立を募らせる二人、そんな中単独で任務に当たっていた威吹鬼が倒されたとの知らせが入る。威吹鬼を倒した魔化魍、それはオロチにも勝る驚異、ハクタクの出現だった。

後編
ハクタク打倒に息巻くキリヤ響鬼だが、先輩の鬼たちが連合を組んで挑む中彼はひとり留守を任されるのであった。そんなキリヤ響鬼を小さなミスで落ち込むアスムが訪ねる。
「自分たちは何をやっているのか」
そんなつぶやきをこぼしながら悶々とする二人に士が檄を飛ばす。
「未熟だから鍛え続ける。けど、それは失敗を恐れるからでも、実力を認めてもらうためでもない。それを教えてくれた師匠を思い出せ」
その言葉に同じ男の背中を思い出した二人は、それぞれ自分の戦いの場に赴いていく。
ハクタクは鬼連合をものともせず、轟鬼ほか歴戦の鬼たちをけちらしていく。そんな中に訪れるキリヤ響鬼。「まだお前には無理だ」と声を揃える鬼たちだが、士が反論する。
「おまえたちが鍛えているようにこいつも自分を鍛え続けてきた。ただ若いからと言ってそれを忘れるようでは、こいつは何時まで経っても先に進めないし、お前たちも退くことができない。もっと若い、新しい力を認めて、きちんと育て上げる、それが老兵の役目だろうが」
ハクタクを前に、尋常ではない怒りをあらわにするキリヤ響鬼
「怒れ、認められない苛立を力に代えろ。理不尽な厄災へ怒れ、不甲斐ない自分に怒れ、目の前の敵に怒れ。そして怒りに飲まれるな。その怒りはお前の心だ。怒りを飲み込んで、鍛え上げろ!」
キリヤ響鬼は憤怒・紅に変化し、ディケイドもまたその怒りの波動を取り込んで激情態への変身をモノにする。
キリヤ響鬼とディケイドは怒発天衝の型により、ハクタクを撃退するのだった。

ライダー解説
響鬼 憤怒・紅
響鬼 紅から怒りの力を込めてさらにもう一段変化した姿。肉体は一回り大きくなり、ところどころささくれて、炎が揺らめいているようなシルエットになる。面はまさに憤怒の形相となり、角も武器として使用できるほど肥大化している。
火火球を音撃鼓を用いず指先から放ち、紅よりも全身から放つ熱は上がっている。
怒発天衝の型−簡単にいうと地面に落とさない昇竜拳無限コンボ。


キバの世界  ファンガイアの孫

前編
正史とは離れたIFの世界。13魔族はウルフェン、マーマン、フランケンの3部族がトップを占めつつ、常に唯一の頂点となるべく争いを続けており、ファンガイアも人間も弱小な勢力でしかない。
しかし、ファンガイアと人間のハーフである偉大なるキングと呼ばれたワタルの出現により、3部族から人間とファンガイアの二つをほうっておくことが危険視されはじめ、ついにいがみ合っていた3部族は人類とファンガイア絶滅のために協力関係を築いたのだ。
そして、人類とファンガイアの陣営にはすでに戦死したワタルの息子にして、人間の女性との間に生まれたクォーターファンガイア、オトヤが仮面ライダーイクサとして戦っていた。

後編
偉大なるキングの子として見られ、一心に期待を背負わされたオトヤはその反発からキバの鎧をまとわず、人間の血の方が濃いと言ってイクサを装着していたのだった。
世界は違うといえどワタルの息子と聞いて、何かと世話をやくユウスケ。ワタルの兄、タイガや、戦友、ケイスケの励ましもあり、徐々にキバの鎧への反発を和らげていくオトヤ。
そして、3魔族の王、ジロウ、ラモン、リキの連合が攻め寄せてくる。タイガ、ケイスケが倒れ、その中で士の言葉を受けたオトヤはイクサを装着したままキバの鎧を装着、戦牙フォームにて3魔族を退けるのだった。

ライダー解説
仮面ライダーイクサ 戦牙フォーム
機械鎧イクサと魔力の鎧キバを強引に融合させた形態。
見た目はライジングイクサの青が赤に変わり、ところどころエンペラーキバの意匠が見える。顔はキバの影響が強く、つり上がった目に太陽に三日月がかかった鍬型。
ザンバットソード、イクサカリバーの二刀流。
トドメ技は二本の剣で相手の両腕を串刺しにし、磔にした状態で跳び蹴りを叩き込むイクサパニッシュメント。


シンケンジャーの世界

腑破十臓とタケルの決着に流之介たちが間に合わず、タケルが十蔵を殺し、修羅外道に堕ちた世界。
外道衆との決着もつかず、カオルをシンケンレッドとしたシンケンジャーだが、血祭ドウコクにも、そして外道へ堕ちた「死歯」タケルにも勝てないまま不満を募らせていく。
そんななか、士たちはタケルの味方につき、さらに混迷といらだちの募るまま、シンケンジャーたちはドウコク率いる外道衆の大軍団との決戦に挑む。
そしてドウコクの前に倒されようとするシンケンジャーをかばうタケル。外道に堕ちたからと言ってタケルは何も変わっていない、見る目を変えたのはお前たちだ、との士の言葉に改めて立ち上がるシンケンジャーたち。
いつかの時のように烈火大斬刀をタケルから借り受けるディケイドと十蔵から奪い取った裏正を持つタケルの攻撃により、ドウコクを退けるのだった。

シンケンジャー解説
外道 死歯タケル
戦いを求め、修羅という外道へ堕ちたタケル。姿は十蔵の外道衆フォームとそっくりだが、所々が朱に染まっている。
烈火大斬刀をディケイドに託し、裏正を手に今もひっそりとシンケンジャーを助けつづけている。


剣の世界

前編
どこかの無人島に現れた士たち。そこはジョーカーとなった剣崎カズマが、極力人間やハジメとの接触を避けるために選んだ住処であった。
一方、すでに老年の域に達した橘サクヤ、いまやベテランの戦士となった上条ムツキ。
二人はかつて製造された人造アンデッドの情報流出から世界に溢れ始めたアンデッド兵器、そして不死化した人間を処理するためにBOARDを率いて未だ戦いのさなかにあった。
そんな二人の前にアマネの結婚から数年後に姿をかくしていた相川ハジメが姿を現す。その目的は−−剣崎との決着だった。

後編
アンデッド兵器の襲撃を受けて無人島を脱出する剣崎と士たち。顕界しているアンデッドのサンプルとして、さらにアンデッド兵器の完成度を高めるために彼とハジメは狙われていたのだ。
その窮地を救ったのはハジメこと仮面ライダーカリス。そして彼らを追ってきた橘ギャレンと若き新ライダーグレイブ、ランス、ラルクたち。
ディケイドの姿を見たカリスは「お前の出現を待っていた」と言い、そして剣崎との決着を付けるためジョーカーへと変化する。剣崎も何かを悟ったようにジョーカーへと変化を遂げ、死闘が始まる。
辛くも勝利したのはハジメ、剣崎を封印しながら「すぐに行く」と笑って話しかけた。そしてバトルファイトの決着と同時に審判のモノリスが出現するが、それをディケイドが破壊する。
この世界の存在ではないディケイド。この世界のルールその物であるモノリスを破壊するには彼の力が必要だったのだ。
そして、剣崎のカード、自分のカードと、もう一枚ワイルドのカードを最後の力で創りだすと、それを橘に託してハジメもカードに封印された。
そこに襲いかかるアンデッド兵器の大群。彼らはジョーカー同士が疲弊したところを漁夫の利を得るつもりだったのだが、ムツキに妨害されていたのだ。しかし、ズタボロになったキングフォームレンゲルを橘ギャレンの足元に放り投げ、老いた身を嘲笑う。
しかし、士は長く生きているからこそ、後から来る者たちを正しく導く役割がある。そして誰よりも多く物を見てきたからこそ、どんな強大な力であっても間違った方向へ向けずに使うことができると反論する。
「ディケイドを見ていろ」とのハジメの遺言。そして烏丸所長が今際の際に託した強化版アブゾーバー、変身の解けたムツキから渡されたレンゲルのデッキ。
「使いこなしてみせろ、じゃじゃ馬ばかりだがな、そんな奴らの扱いも慣れたもんだろ!」
そして橘ギャレンは自分のカードでキングフォームへ変身し、ハジメから託されたワイルドのカードをアブソーバーに通し、クラブのKを重ねがける。
「ムツキ……ハジメ……」
さらにハジメのジョーカーのカードをアブソーバーに通し、ハートのKを重ねがける。
「剣崎ィィィィィィィィ!!」
そして最後にカズマのジョーカーとスペードのKを重ねがけ、計54枚のアンデッドラウズカードを同時使用するユナイテッドギャレンへと変化する。
襲い来る、無数のアンデッド兵器と不死人間。若きライダーたちを率いて、老王はさらに戦いの渦へと踊りでていくのだった。


ライダー解説
橘さん53歳。
もうこの小説これがやりたかっただけ。

仮面ライダー ユナイテッドギャレン
2枚のジョーカー、4枚のキングを使用し、54枚のラウズカードを支配するライダーシステム究極の形態。
ディケイドの存在をハジメから聞かされた烏丸が、その人生をかけて作りだしたギャレン版コンプリートフォーム。
重厚すぎる黄金の鎧と、クワガタのマスク。赤い裏地の黒いマント。そしてハート、スペード、ダイヤ、クラブの形を模したライダービットが背面に浮遊している。
それぞれのスートのカードを使用した効果はライダービットからもたらされる。自分ではなく、他の対象にかけることも可能。マッハとか。
覚醒王錫ユニオンラウザー 普段はライダービットを使役する豪華な指揮棒ですが、もちろんギャレンですので銃です。ライフルです。



こんな感じです、
残るは龍騎、W、最終話ですがまた近いうちに。