さてさて、書くと公言した以上はと、構想を練りつつイメージイラストをガリガリ描いております。
そうです、ライダーの二次ネタ小説です。ベースはもちろんディケイドです。というか、ディケイドのおかげでライダーの二次創作が異常にやりやすくなった件について。
まあ、パラレルワールドを旅するという設定は「使え」と言っている様なものですな。
とりあえず、1作目「カブトの世界」のおおまかな予告をそれっぽく。



世界の消滅は、破壊からの再生によって救われた。
人々の記憶から消えてかけたライダーの物語は、ディケイドの旅によって紡がれた。
しかし―捨て去りたい、あるいは置き去りにされた世界もまた、ディケイドによって繋がれてしまった。
黒く、血塗られ、薄汚れ、埃をかぶった凄惨なる戦いと、破壊。
自身の運命を受け入れ、旅を続ける門矢士が訪れたのは、ワームとの全面戦争で人類の死滅しかかったカブトの世界。
かつて自身が率いていたころの大ショッカーの介入により、カブト不在のその世界で人類は劣勢に立ち、最後の切り札たるハイパーゼクター改で大量破壊兵器と化したライダー達は地球を死の星へと変えていった。
ただ、ワームを殲滅するために暴走し続ける人類とライダー達。
そして、ついに人類ワーム掃滅の最終兵器パーフェクトゼクターが完成する。
消滅すべきだった世界を巡り、その瞳は何を映す。

仮面ライダーディケイド 異聞Ended to DECAID
第一話 破壊した世界
「ディケイドに、終わる」