サーベルタイガーvsゾンビvs薔薇乙女

どうも、更新ペースが週一に固定されつつある少柴です。
昨日は弟がオープンキャンパスに行くというので、送り迎えのアシとかやってました。
さてさて、タイトルのとおり最近になって佐藤大輔作品にはまりつつあります。
とはいっても、漫画原作になった本のみですが。
要するに、皇国の守護者High School of The Deadのニ作品です。
前者は龍が住む地球と良く似た異世界で、昭和初期の日本と酷似した国、皇国が、内海ごしに隣接する帝国からの侵略や内乱に巻き込まれ、その中で活躍する軍人、新庄直江の活躍を描いた軍記物です。
幼いころに両親を失い、サーベルタイガーと共に育った新庄直江は、やがてサーベルタイガー……猫を軍事に転用した部隊に配属され……というお話ですが……
確かに、猫は可愛いし強い。
戦場を駆け抜け、帝国軍を食い荒らす新庄の猫、千早の活躍はすさまじい。
しかし、この作品の魅力は猫と共に人間の用兵を活かす、新庄直江本人の活躍に一番の重きがあると思います。
まあ、知ってる人なら誰でもわかってることなんですけど、あの夜神月HELLSINGの少佐を足して三倍したような頭の切れと邪悪さと戦争好きっぷり。
「やな顔するぜこのひと」(c皇国の守護者、漫画版本文より抜粋)
いや、いい顔してるよ。
夜神月の顔つきより、よっぽど凄い顔してると思うんですよ、個人的に。
軍記ものとか好きな方にはオススメです。あと猫好きな方にも。たぶん、HELLSING好きな人も好きになれるだろうな。


そして、もう一つ、ハイスクールオブザデッド。(英語スペルが面倒くさくなった)
ある日突然、世界はゾンビに包まれた。
それだけで説明は十分でしょう。
ていうか、ゾンビものの展開なんてそれだけさ。
ロメロゾンビと、バイオハザードと(これはちょっと軸が違うか)、デッドライジングをやりつくした私に言わせてもらえば……
ゾンビが出てるだけでけっこう話はテンプレートで固まっちゃうんですよね。
あとは登場人物にどれくらいの差があるか、という感じで作品の面白さがかわってくる。
ロメロゾンビは一般市民の脱出劇、バイオハザードは特殊部隊の脱出劇、デッドライジングは超人カメラマンフランク・ウェストの脱出劇。
そして、本作は高校生と教師の脱出劇、です。
この高校生達がくせもので、主人公はとりえのない平凡なキャラですが、ヒロインは薙刀の選手、クラスメイト女は自称天才、先輩は剣道日本一、そして……
クラスメイト男、平野コータくんは、アメリカで銃の撃ち方を訓練された軍オタだったりします。
……ええ、まあ何が言いたいのかはわかります。最後のキャラですよね。ええ、十分にわかってます。
でも、実際にそういうキャラ名と設定で出てきてるのは仕方ないじゃないですか。
おもいっきりスペシャルサンクスに平野耕太さんの名前が上がってるあたり、確信犯だと思います。むしろヒラコー先生もノリノリで許可出しちゃったんじゃあ……
それとこの作品、原作者が同じとは思えないほどにお色気描写が強いので、苦手な方は避けたほうがいいかもしれません。
そうでなくてもこの作品にはグロテスクなシーン、暴力的な表現が含まれています。ですけどね。


さて、タイトルには例のあれも含まれてます。
そうです、祝サークルメンバーの飯野くんにローゼンはまらせた記念です。
こいつを喰らえっ!

第七ドール雪華綺晶、通称食いしん坊きらきー
お気に入りのキャラですので、ヤガランデのように可愛がってあげてください。
あるいはガラヤカのように。