あんらんら〜♪(c大帝の剣)

間が空きました。
すいません。
更新していない間何があったのかというと、誕生日が来たり、誕生日に自分で自分にゲームを買ったり、弟と春の新作アニメ見たり、コミック版ジャイアントロボ-地球が燃え尽きる日-を見てセルバンテスカッコイー!とか思ったり、OVAジャイアントロボ-地球が静止する日-を全話一日で見てアルベルトカッコイー!とか思ったり、映画鉄人28号-白昼の残月-がみたいなーとか思ったり、店頭で見つけたリボルテックジャイアントロボが意外とスケール小さくてしょんぼりしたり、弟から紹介された「未来日記」という残酷無常漫画が面白かったり、もやしもんが面白かったり、ドージンワークスが面白かったり、鋼鉄神ジーグが予想以上の出来でウハウハだったり、週に一社は面接に行って落ちたり、あと毎日欠かさず小説書いたり……


全ては無職のなせる業ですが。


……ほんと、無職のくせに状況に恵まれてるなぁ、自分。
こんな無職の自分のために、親父が映画に連れて行ってくれました。
いや、なんか自虐がすぎるのでもう無職無職言うのやめますけど。
大帝の剣
TRICK」「SIREN」の堤幸彦監督が送る、夢枕獏が原作の伝奇アクションです。
主演は堤監督作品ではおなじみの阿部寛さん。その他も竹内力さんに、杉本彩さん、宮藤官九朗さんなど豪華な出演陣!
……弟は「なんでクドカンが俳優としてでずっぱりなんだ?」としきりに呟いておりましたが。
俳優陣で私が注目していたのはもちろん本田博太郎さん。加賀美パパ、殺陣ができたんだ……
簡単にあらすじを話しますと、時は三大将軍家光の治世、隠れ里から追われた豊臣の姫と真田の残党が、巨大な剣をもつ源九朗という男に出会い、用心棒を依頼する。しかし、源九朗の剣は太古に地球に降ってきたオリハルコンから作られており、他の二つのオリハルコン製の神器をめぐって、姫に寄生した宇宙生物やそれと敵対するエイリアン、徳川の忍者、天草四郎が争奪戦を繰り広げる……というなんか、こう、滅茶苦茶な話です。
なお、原作の小説は現在もファミ通にて連載中です。
まあ、感想を述べますと、すっげえ面白い。
阿部さんのキャラクター性を活かしての脚本や、CGのある現代だからこそできる映像、ワイヤーを惜しげもなく使ったアクションなど、正直どれを書いていいのか分からないくらい、魅力があります。
正直、多くを語らずにオススメしたい作品です。
ただ、不満点も少々ありまして、もし見に行く予定のある方で変な先入観を持ちたくない場合は読み飛ばしてください。
一つはCGの荒が少々目立つ所。やはりハリウッドほどCGにお金はかかっていないようです。いちおうノウハウはあるはずなので、監督やスタッフ陣の意識の持ちようなのかなぁ……
そしてもう一つは……夢枕獏原作にしては、殺陣があっさりしすぎているところでしょうかね。まあ、ファンのぼやきなので一般の人に当てはまるとは思いませんが。
それでもこの映画の魅力はかなりのものです。興味を持たれた方はぜひ映画館に足を運んでみてください。
きっと楽しい時間を過ごせます。