俺、誕生!

今年も見てきましたぜスーパーヒーロータイムな映画を!
いつもどおりのつっこみどころ満載な、ネタとしても普通の映画としても楽しい映画でした。
獣拳戦隊は予告どおりの香港ロケで……香港らしさをまったく披露することなく終わりました。
成龍が出てくるくらいのサプライズは欲しかったかもなぁ……ジョイトイの存在は正直どうでもよかった。
敵方も、獣拳を超える最強の拳法を名乗っているくせに、ネーミングが完璧に獣拳だし……
そんなつっこみどころが気にならなくなるくらい、最近メレに入れ込んできている自分がいる。
いいなぁ、メレ。
あと理央もいい。
臨獣ボルッテックマウス拳でも会得して臨獣伝に加わりたいくらいだ……
激獣? ああ、ジャン語を強要されるので駄目です。奴の言語が次第に世界を侵食していく。映画のキャラも侵食され……
それにしても序盤の天下一武道会で当て馬にされた人たちが可哀想すぎた。何気に有名どころの名前をもじったりしているのに。


俺、誕生!
というか、僕、誕生!のほうが合っているんじゃないかと。
モモタロスは一切誕生しません。
ウイングフォームは、変身時の羽を最大活用してくれると思ったのに、思っていたのに!
そしてほとんさんが書いていたとおり、牙王は変身途中のほうが怖い気がする。
そして、牙王役の方が会見で微妙に呟いていた最年少ライダー対最年長ライダー……
むう、龍騎のOPでちょっと期待していたあんなライダーが、まさかこんな所で実現しようとはのう。
映画ではクライマックスフォームのお披露目はありませんでした。
毎年、ヒーロータイムの映画といえば、戦隊はオリジナルロボ、ライダーは新フォームのお披露目という形を採っていたんですが……趣向が変わってきてるのかなぁ。新フォームが出るタイミングも例年より早いですし、白倉Pも井上御大も今年はあんまり関ってないみたいだし。
視聴者側としては面白ければいいんですけどね。それを言っちゃおしまいか。


兎にも角にも、面白い映画でした。
ウイングフォームの必殺はけっこう素敵です。
あと、生身のメレも素敵です。
いとまのある方は是非にでもごらん下され。