広いな……世界は広い……

ある挙動不審な男から依頼を受けた。
どうやら彼は街の住民達によって監視されているようだ。その首謀者を突き止めてくれということらしい。
深夜の人目に付かない場所での依頼ということで、かなり切迫しているようだ。
とりあえず、衛兵達から情報を集める。賄賂を渡すことも可能だが、話術スキルをかなり鍛えてあるので一分もかからないうちに友好的な関係を結ぶことが出来た。
どうやら依頼人は前々から重度の妄想癖が強く、衛兵達からは狂人あつかいされているようだ。
街の住人達は特に被害もないし、騒ぎを起こすようなこともないから半ば無視している状態らしい。なまじ、親切に接する人々もいるものだから、悲惨な話である。
依頼人が危惧しているような事実は一切存在しないことを、何度も何度も説得したが、とうとう彼は私に向かって襲い掛かってきた。私は盾で攻撃を防御しつつ、それでも説得を試み続けたが、彼は聴く耳を持たない。
やがて、騒ぎを聞きつけた衛兵が駆けつけ、彼は弓矢によって剣山のような物体にされてしまった。
私は依頼人を救うことが出来なかったことに落胆しつつも……


彼の持っていた自宅の鍵をこっそりと頂き、深夜の誰も見ていない時間帯に侵入すると金目のものをとことん奪い取り、家財道具を散らかし、食材を調合して毒薬を作るとあたりにばら撒いて、何事もなかったように依頼人の自宅を後にしたのだった。


Elder Scrolls IV: Oblivion (輸入版)

Elder Scrolls IV: Oblivion (輸入版)

はい、前々から欲しい欲しいといっていた世界最高峰のシングルプレイRPG The Elder ScrollⅣ OBLIVION、ついに発売です。
ファンタジー世界でもう一つの人生を歩む、をコンセプトに、ひたすら何をしてもかまわないというシステムに酔いしれております。
いわゆる箱庭ゲームという奴ですが、ファンタジーRPG形式ではこのシリーズだけなんじゃないでしょうか。
何度かこういう形式のゲームを紹介したときに、自分なりのロールプレイを考えないと飽きるといっておりましたが、今回は勇者の仲間としても戦い、不思議なダンジョンにもぐり続ける戦う商人プレイで頑張っております。
顔も何とか似せました。
そんな背景を持ちつつも上記のように昼は善人、夜はダメネコ的な遊びを楽しんでおります。
メジャースキルには話術、商才など、商人プレイに必須なものを選択。
基本的に出会った人物は即説得。で、好感度を最大まで上げております。
……ギャルゲーとか芝村ゲーだったら死亡フラグですが。
スキルは使えば使うほど上がり、メジャースキルが一定値に達するとレベルアップ……なのですが、話術ばっか鍛えてるために、能力値が話術関連しか上がりません。
トロルとか会ったら確実に死ぬぜ!
まあ、ファーストプレイはそんな感じですが、次のキャラクタはリザードマンかオークにして悪逆非道プレイしてやるぜ、フゥハハハハー。
システムとかコンセプトとか、TRPGのような雰囲気がプンプンなので、そっち系が好きな方には大推薦です。
というか、360もってる全ての人々にオススメしたい。
PC版もあるのですが、このゲームが家庭用で遊べるという夢の実現が果たされた記念として、全国民同時購入まで勧めたいくらいですぜ。
……まぁ、10月にPS3版も出ますし、今回は360云々というよりこのゲーム自体を広めたい感じです。
さあ、シロディール地方へ旅立とうぜ!