都市伝説

恐ろしい話を聞いた。
その男は何の変哲もない、ごくごく普通の男だったらしい。とある高校に通う学生だった。
特別なことと言えば、朝には食事を作ってくれる女がいるくらいだ。
その日も学校で疲れた彼は深い眠りについた。
まどろみも深く、夢見ることもなく、朝まで意識をワープさせた。
小鳥の囀りと、カーテンの隙間から漏れる日の光に促されて彼は目覚めた。
そして、いつものように彼の女が朝食を作っているだろう食卓に赴くとそこには……


なんと別の女が朝食を作っていたのだ!


その次の日も、さらに次の日も、別々の女が自分の家にやってきて朝食を作ってくれる。
この奇妙な現象は、終わることなく続いてく……


それなんてギャルゲの主人(ry


弟の友人にそういう男がいるらしいです。
性格も見た目もまるっきりギャルゲの主人公。とんでもないヘタレぶり。
「私、ヘタレな男が好きなの」
とか告白されたことがあるらしいです。
都市伝説化何かの類じゃないかと……疑ったのですが、弟いわく「いや、マジ。複数の女の子に囲まれてキャッキャウフフしてた」とのこと。
……いるんだねそういう奴。
羨ましいと思うより恐ろしいと感じてしまうのは何故だろうか。
女は怖いものと言う先入観があるんですよね。あと、どんな人間も女で身を滅ぼすという確信めいた偏見も。
でも少し怖いくらいが女の魅力とも感じている今日この頃。